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    mirror rabbit

    抱きしめたら 泣いてしまいそうで
    蒼い月と見つめるだけ
    指に絡む ため息の温度
    感じながら mirror rabbit, tonight


    まるで螺旋を描く 無数のシネマフィルム
    目を閉じれば 華やかな街を行く私が

    微笑う だけどココロ置き去り 上辺だけ着飾って
    調子合わせ 溶け込む声は安堵? 不安? それとも…

    このままじゃ 淋しくて消えちゃいそう
    いつから聞こえないの?
    閉じたままの唇で なぞっても
    私には届かない


    抱きしめたら 泣いてしまいそうで
    蒼い月と見つめるだけ
    指に絡む ため息の温度
    感じながら mirror rabbit


    万華鏡に遊んだ 小さな夢マイドロップ
    浮かぶソラはこんなにもキレイで 輝いている

    傷つくのが怖くて いつも ひとり膝を抱えて
    傷つけるのが怖くて また飲み込んだ ウソホント

    このままじゃ 淋しくて消えちゃいそう
    いつまで 鏡の中
    待ち続ける 転がったクリスタル
    ワタシに気づいてよ
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    Endless World


     
    巡り逢えた奇跡 伸ばした指先
    モノクロの螺旋を奏でる シグナルと。
    遠く響いている ふたつの鼓動が
    優しく触れたなら 今、始まるから


    聴こえている音色
    耳澄ました 寒空の
    ひとつ、点描にすぎない
    街の中に紛れ込んで

    未来を刻んだ手のひらを重ね
    僕らは息をする
    信じたい 伝わる熱の意味
    風に泣いても


    光を押し退けて 加速する刻限(とき)を
    繋いだのは 細く、鮮やかな運命
    哀しみ、歓びも 背合わせの刹那
    繰り返されて、なお 願いは消えない


    晒された弱さに
    目を逸らした どしゃ降りの
    掠れていく輪郭 まだ
    心の奥 届くのなら

    約束 記号化した想い、抱いて
    僕らは息をした
    戻れない時間の中 たとえ
    ひとりきりでも


    零れそうな星が纏った ピリオド
    不確かな理想と、小さな現実と。
    遠く響いている ふたつの鼓動が
    優しく触れたなら 瞼閉じるから


    巡り逢えた奇跡 伸ばした指先
    モノクロの螺旋を奏でる シグナルと。
    哀しみ、歓びも 背合わせの刹那
    繰り返されて、なお 願いは消えない

    リトグラフ

     
     
    流線をたどって きみに会いに行く
    幻想のサイン 追い越して
    ちぐはぐな靴で 描くリトグラフ
    大切な夢と、この想い 零れないように


    どこかではぐれた「サヨナラ」浮いた街で
    半透明に捕捉する きみの手の温度

    流線をたどって ぼくは会いに行く
    幻想のサイン 追い越して
    ちぐはぐな靴で 描くリトグラフ
    飾らない言葉 きみにはね、伝えたいから


    誰かが倒した時計で回り始めた
    切ない夜は、傘差して歩いていたんだ

    流星とランデヴー きみの手を取って
    願い星の間を すべるように
    やわらかな風に 包み込まれたら
    聴こえてきたのは すぐそばの、小さな声で


    泣かないで。 ひとり、蒼に迷子のように。
    胸で結んだ手を そっと伸ばして、呼んで。


    流線をたどって きみに会いに行く
    幻想のサイン 追い越して
    ちぐはぐな靴で 描くリトグラフ
    ぼくの未来には きみと夢、いつもあるように

    アプリコットティールーム

    アプリコット 香りに包まれて
    やわらかな夢の入口へ


    悲しくなんてないよ。
    寂しくなんてないよ。
    言い聞かせては ため息
    水玉も浮かぶもよう

    からっぽの靴、下げて
    かかとで鳴らす メロディ
    もうすぐあの星も 慌てだす時間だ

    曖昧好きな、君とたそがれ。
    となりは 窮屈すぎたかな

    アプリコット 心に深呼吸
    見失いそうな温度 つないで
    いつのまにか隠れてた 素直、に
    そっと触れてみて 描きだす


    悲しいことばかりで、
    寂しいことばかりで、
    染まらない空 見上げて
    転がす涙も メロウ

    スカートの裾、広げ
    集めたアイコトバで
    灰色ネコがイタズラ 遊んでいる 

    いくつかの嘘、君とあめだま。
    となりは 甘くて溶けだした

    アプリコット 香りに包まれて
    君の笑顔 きゅんと思い出して
    ちょっとセンチに だけど不思議とね
    しあわせ色なの 内緒だよ


    アプリコット 三日月に揺られて
    パタパタとめくる 絵本のうしろ
    ハッピーエンドに続くお話
    手を引くのは、誰?

    アプリコット 香りに包まれて
    お気に入りのソファの、ティールーム
    今日の私とゆびきりをしよう
    明日、晴れたなら 会いに行く


    2010.9.3

    blank line

    刻(とき)を結んで 咲かせた花が
    いつか散るのは 運命(さだめ)だとして
    その露の端(は)を 受け止める手を
    僕は有しているのだろうか

    曇りの空と 吐く息、重たく
    覚束ない足取りで 行くあてもなく

    千切れた未来(あす)への糸が 消えようとして
    細く細く 灯に揺らいだ
    白布に沈むあなたに触れたくて でも
    伝う雫に 動けないよ


    ふたつの色で 埋め尽くされた
    幸せという感情 記憶
    その姿、声 愛しい心…
    僕は何かをあげられたかな

    優しい夢と眠りにつくよう
    せめて、微笑(わら)っているから
    あなただけには

    過ぎゆく季節に 探してしまうだろう
    変わる風と 変わらない憧憬
    伝えるはずだった言葉に もう二度と
    この胸、焦がれはしないだろう


    愛している
    愛して…―――


    大切な温もり まだ…

    優しい夢と眠りにつくなら
    せめて、微笑(わら)い続けよう
    サイゴの嘘さ

    千切れた未来(あす)への糸が 消えようとして
    細く細く 灯に揺らいだ
    白布に沈むあなたを この手に抱いて
    静かに その名を呟いた

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