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嗚呼 誰かが傷つくことなど
知る術なくいられた筈だった
もう消えゆく後ろ姿には
どんな言葉も届かないだろう
冷たい雨が記憶を霞めて
空の蒼さまでも忘れてしまったの?
求めあう喜びも 繰り返す過ちも
胸の奥に痕を残した 無力を嘆いて
信じることさえも 見失いそうな世界で
それでもわたしは恋い続けよう
嗚呼 手のひら零れた滴が
その痛みを伝うように落ちてく
そっと蕾をつけた花の名を
けして貴方が聞くことはない
金色の山に咲くあの景色を
仮初めの箱庭と思っていたんだろう
何時からか誰しもが 現実と夢だけで
他に何も持たず彷徨う 哀しい旅人
手と手触れる先に 変わらぬ日々が在ること
想いは儚く散り惑うだけ
奇跡はきっと何かを 成すためだけに叶う
ほんの少しの強い気持ち 祈りに変えれば
たとえたった一人 此処に取り残されても
それでもわたしは恋い続けよう
風が導く眩しい未来を
時は往き巡りて 滲んだ残照
幻想より聴こえる 不規則な胎動
桜花舞い散り 闇の中我らは目覚める
天地は何れ 浮世の境界
切り裂くような雷鳴
連理の隙を 突き刺す好機
千里の道をも走れ
打ち鳴らせ 本能の導くままに
大地を揺さぶれ
奇跡に似た 真実の 革命はすぐに
正義の旗も 貫く雷光
栄えある自由を手に入れろ
身勝手な干渉 願いは強かに
声に触れ応える 無慈悲な欲望
錚々たる響きに 鮮やかな一手を
夢に見る楽園は 脳裏を掠める雪月花
我先競い 雲霞の如く
轟くような歓声
覚りのような 黙示の啓示
大胆不敵に叫べ
荒ぶる魂を制御して
解き放て 衝動の赴くままに
大気を震わせ
内なる血を 呼び覚ます 核心は此処に
勝利の調べ 上げる勝鬨
新たな歴史を打ち立てろ
天地は何れ 浮世の境界
切り裂くような雷鳴
聖者か愚者か 無用な論議
堂々気高く笑え
高鳴る鼓動を抑えて
巻き起こせ 感情の求めるままに
邪魔は蹴散らせ
奇跡に似た 真実の 革命はすぐに
正義の旗も 貫く雷光
栄えある自由を手に入れろ
勝利の調べ 上げる勝鬨
新たな歴史を打ち立てろ
空がはらりと凪いだ 瞬きも忘れて
華奢なその足下で 砕けた砂利が跳ねた
通りを抜ける 柔らかな雑音を 背にして
微睡みの中 手を伸ばした歪な蜃気楼
The only heaven
たとえ今は行く先が見えなくても
ただ信じる道 真っ直ぐに進むだけ
迷いもなく踏み出す穢れなき強さを
そうさ 僕たちはきっと持っているから
Standing on the holy ground
風がひりりと鳴いた 突き刺すように触れて
焼きついた焦燥が 未熟な思考を奪う
混沌の末 描かれた曲線を 辿って
思い焦がれた約束の地 導く奇跡が
The only heaven
誰かの説く難解な言葉でなく
ただ信じる夢 寄す処に生きるだけ
The only heaven
胸に咲いた白い花が朽ち果てるまで
ただ 永遠をずっと待ち続けてる
遠い彼方 ひとつ輝く星 照らす夜は
時を越えて僕らを呼ぶ
遙か遙か遙か 不変の無何有郷
The only heaven
たとえ今は行く先が見えなくても
ただ信じる道 真っ直ぐに進むだけ
The only heaven
迷いもなく踏み出す穢れなき強さを
そうさ 僕たちはきっと持っているから
Standing on the holy ground
Pray in the spirit forever
遼遠へと雷光が散って 廻る廻る
先天上限と決め込んだ 躰中に染み込んだ
想像以上に複雑で 計り知れない
爪先に落ちた一雫と 壊れそうな蒼い三日月
兎角この世は千変万化 契機を誤るな(te-te-te-tender night)
熱を帯びろ 譲れぬ一瞬に 感覚を研ぎ澄まして
全て 所詮筋書きの上 都合不都合の誤魔化し
信を掲げ 何より高潔に 己を持ち続ける
目論み通りなんていかない 人生露程も甘くない
不承不承呑み込んで 廻る廻る
最低限礼儀は分かるし 聖人君子でもあるまいし
偽装無双も目じゃなくて 現状が全て
手垢に塗れた物差しで 測る禍に何がある
有難いご高説? 笑止千万 理由を違えるな(te-te-te-tender night)
功を立てろ 途切れぬ時代に 髪を振り乱して
何れ 彼の思惑の中 希望絶望の軋轢
責を数え 塗り潰したような 夜を独り越える
其処に 使命が無くとも 暁の荒野に遺された残像
嗚呼 星が躍る 感動に満ち足りた終幕
静寂に抱かれ いつか此の身の存在が 忘れられようとも
神と崇め 暮れる渇望に 意味を見出してる
遥か彼方 幻惑の都 無量無辺の迷宮
信を掲げ 何より高潔に 己を持ち続ける
譬え 茨の道でも 眼前の真実を掴み取る衝動
落とした視線の先に滲む
雨の音が編んだ言葉だけ響いてる
モノクロの万華鏡を
覗き込んだみたいだ
翳した手のひら
すり抜け触れた白銀の光
閉じ込めた想いごと
すべて溶け出してしまいそう
瞼を閉じても
映画のように奏でる記憶は
この胸を締めつけて
離れないんだ
透明な球体の中で
小さな嘘をのみ今日もまた溺れてる
届かないつま先で
夢の続き描くの
震える唇
かたちを持たず紡がれた願い
物憂げな風を読み
やがて解けてなにを知るの
想いを伝って
いくつもの色をもった涙は
無機質な街さえも
癒してゆくよう
憂鬱なため息が
降り止まない雨と
音階をなぞって
心を振動わせる
叫ぶように
落とした視線の先に
雨の音が編んだ言葉
響いているよ