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    あかい花



    髪飾りはあかい花だけで
    夜につき
    きれいに咲けばいい

    薄暗がりの恋
    鋭角な
    あなたの癖のある字をなぞる

    待ち焦がれたのはいつだった?
    埃をかぶってる
    あの本も

    かすれた日々を連れて
    うまく街に溶け込めないわたしは
    こんな狭い部屋で
    いまも、愛するふりで

    涙にひと欠片のミザリィ
    それはたぶんあたたかいから
    たったひとつ誇れるもの
    嘘じゃないもの


    間違いだらけの寂しさを
    縫いつけて
    やさしさ覚えた

    この手に余るほどの蜜も、幸(こう)も、
    望むことはないけど
    もしも、なんて夢をみては
    藍に沈んで

    涙にひと欠片のミザリィ
    それはたぶんあたたかいから
    いつか、
    想うときも寂しくないようにと

    鈍い喧騒のなか
    かすか雨の音も聴きわけたくて
    耳を澄ます
    あかい花に酔いしれながら

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    ナロウ



    いちばん大好きないちごを食べたら
    無敵になれるの なんて、うそ。

    ロフトの上からじゃ 空想、たまにLINE
    2と半分をただよう海月

    ナロウ
    光のアロー

    きみと見上げた3月の夜空(そら)
    そっくり映したけど なにか違うの

    失くしたくないと思ったんだ
    欲ばり ぜんぶ手に乗せて ちいさな子どもみたいに

    大切とか、つながってるとか、
    見えないものを信じるってこと まだわかってないんだ


    温めがちょうどいいの ミルクをひとさじ
    きみに逢いたい夜 ためすけど

    イヤホンを伝って だれかの恋の詩
    あれれ? いつのまに眠ってた

    ナロウ
    聴かせて ハロー

    日めくり、めくり 引き出しのなか
    増えてくのを見つめた だけど、ぼやけて

    本当は夢なんじゃないかな
    いつから迷い込んだの、とか 無邪気なフリしてみても

    寂しくて、胸が苦しくて、
    それが今ここにあるってこと それだけはたしかだ


    せまい世界で守られてた
    ずっと不安なんてなかった 知らずにいたかったけど

    きみにもらったペンダントを
    ぎゅっとするだけの日々は もうイヤなの


    失くしたくないと思ったんだ
    欲ばり ぜんぶ手に乗せて ちいさな子どもみたいに

    大切とか、つながってるとか、
    見えないものを信じるってこと まだわかってないから

    きみに逢いたくて、逢いたくて
    あたらしい靴を買ったんだ そう、あとは勇気だ

    Rainy



    まばたきの熱 夢から冷めて
    あまい雫が藍夜(あいよ)に溶けた
    揺らぐ灯かりに薄いため息 
    ちいさな胸に理由(わけ)を残して


    moon light 届かないの
    secret この部屋じゃ
    daydream 私だけが時間(とき)の外にいるみたい

    あの日、買った傘は二本 悪い予感やり過ごして
    別れ際にわざと急ぐふりをしたの だけど、それも...

    雨の音にかき消された声を継いで 継いでみても
    いまを変える鍵になるわけじゃない

    真綿のつぼみにキスをするの

    まばたきの熱 夢から冷めて
    あまい雫が藍夜(あいよ)に溶けた
    揺らぐ灯かりに薄いため息 
    ちいさな胸に理由(わけ)を残して


    You surely stand in the rain
    You surely stand in the rain
    With the fragment of a heart
    Well, till when then is it?

    You surely stand in the rain
    You surely stand in the rain
    If I am a magician,
    it can go to a side right now...

    cache cache



    ビードロの星が瞬いているから
    宝物みたいな想い抱きしめてcache cache
    もう少し色が満ちるまで待ってね


    迷い込む真夜中 行き着く場所
    フェイクムーン辺りがいいくらい
    とりあえず、少女と言えるうちは
    浮遊感纏って君を呼ぶ

    アイスを食べたら憂鬱も飛んでくわ

    見つけて。の願い 嘘を混ぜて撒けばcache cache
    君が見る夜空(そら)にこっそりと紛れて
    透明な靴を鳴らすから ねぇ君もcache cache
    夢だって思ってくれてもいいのよ


    曖昧なルールはいつものこと
    まだ甘い紅茶が好みなの

    愛する意味ならママから聞いたけど

    オルガンの音が眠る街に降ればcache cache
    君宛のひとり言だって平気ね

    宝物みたいな想い抱きしめてcache cache
    "そのとき"がいつか来ることを夢見る


    見つけて。の願い 嘘を混ぜて撒けばcache cache
    君が見る夜空(そら)にこっそりと紛れて
    私だけじゃない 女の子は誰もcache cache
    キラリ光る"好き"を見つけたら、あげるわ

    スモークツリー



    こぼれた想いをかたどる
    涙がこの部屋に溶けだすから

    鍵をかけたんだ きみの夢に
    つい手を伸ばしてしまわないように

    約束のキスがふたつの未来(あす)を
    つないでここまできたけど
    さよならのない場所に立つことを
    決めたのはわたしで


    だれかの現実(せかい)にいたいと
    それから、6月の雨と花

    ただ守るために覚えていく
    きれいな空音(そらね)はきみにはどう聴こえていたの?

    約束は幼い声のまま
    ひとりの夜を灯すけど
    あいまいな距離でごまかすには
    すこし近すぎたの


    ちいさな頃から夢みてた
    ふたり、ではないけど

    約束はもうほどいていくよ
    ここには、わたしだけでいい
    ありふれた日と、きみと、途切れずに
    歩いていたいから

    いいんだ


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