[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
灯火が棚引いた部屋に
静寂の間が訪れ
思いの緒の端を
君の名に呟いた
それとなく指を滑らせて
雪見障子は朧に
貴方に逢えぬ日を
数えては消える跡
身を裂く思いで離れた故郷
嗚呼ふわりと舞い降りる六花
今年も雪降る季節が巡りて
一人の寂しさしみじみ染みる
君の姿幻に見ては
また愛しさに暮れる
それとなく指を絡ませて
髪一房を結わいた
貴方に逢える日の
暦には紅の華
祭夜を照らす雪明かり
瞼の裏に浮かべりゃ
分け合うた温もり
じんわりと蘇る
身を裂く思いで見送りし空
嗚呼ほろりと落ちたのは雨でしょうか
今年も雪降る便りが届いて
風邪など引いてはないかと思う
逢いたくてでも逢えなくて今日も
日がな涙に暮れる
今年も雪降る季節が巡り
一人の寂しさしみじみ染みる
二人の姿思い描いては
雪影に詠む情歌